サイトの速度を上げる上で重要になってくる要素の一つであるストレージ。
中でもSSDはHDDに比べて数倍速い動作が出来ます。
今回はそんなストレージがすべてSSDである「オールSSD」のサーバーを紹介します。
「今使っているサーバーの読み書きのスピードを上げたい!」という方は是非最後までご覧ください!
そもそもHDDとSSDの違い
そもそもHDDとSSDでは何が違うのでしょうか。
詳しい違いについては調べてもらったほうが良いのですが、簡単に説明すると速度が違います。
SSDはHDDの約3倍速くなるそうです。
ストレージが速くなるとその分サイトの読み込みも速くなるので、SEO面でもユーザーの満足度でも良くなることがありまる。
オールSSDのサーバー
ではオールSSDのサーバーを紹介します。
実はオールSSDのサーバーはかなり多く、今回はその中でも有名なサービスに絞って紹介します。
今回紹介するサーバーは以下の4つになります。
オールSSDのサーバー4選
それぞれ詳しく解説していきます!
1.ConoHa WING(コノハウィング)
ConoHa WINGは国内最速(※1)のサーバーとして有名なレンタルサーバーです。
ConoHa WINGが高速である要素として、オールSSDの他に以下のような点があります。
- PHP7対応
- nginx採用 など
- 転送量目安が多い
- 高性能サーバー(オールSSD RAID10)
- 独自のキャッシュ機能やHTTP/2に対応でWeb表示が高速
このようにConoHa WINGは様々な技術を組み合わせ、超高速で安定したサーバーとなっています。
ConoHa WINGについては下記記事で詳しく解説しているので是非あわせてご覧ください!
(※1 ConoHa WING運営会社が調査した結果になります。詳しくは公式サイト下部をご確認ください。)
現在ConoHa WINGではキャンペーンが行われています。 このキャンペーンではWINGパックでベーシックプランを契約すると最大41%オフになります。 是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか! キャンペーン期間:~2021年11月8日 18時まで 対象: 注意:公式キャンペーンサイトをご確認の上、ご契約ください。
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2.Lolipop!(ロリポップ!)
Lolipop!(以下ロリポップ)は老舗のレンタルサーバーサービスです。
2020年8月5日にエンタープライズプランを除く全プランでリニューアルが行われ、サーバーのスペックが向上しました。
以前まではハイスピードプラン以上でSSDが利用できたのですが、今回のリニューアルで全てのプランでSSDを利用出来るようになりました。
これにより非常に高速なサーバーを利用することができます。
WordPressのインストールも最短60秒で完了する機能もあり、すみやかにWordPressを始めることができます。
ロリポップは初心者~企業まで様々な人が自分に合ったプランを選べるサーバーになっています。
詳しくは下記記事で紹介しているので是非ご覧ください!
3.mixhost(ミックスホスト)
mixhost(以下ミックスホスト)は他のサーバーと比べると満足度が高いサーバーになっています。
特徴は日本で初めてHTTP/3を搭載したサーバーを使える点です。
そのため、HTTP/2を使っている他のサーバーよりも表示速度が高速になることが期待できます。
スペックなども他のサーバーとほとんど変わりはありません。
ミックスホストの場合、WordPressクイックスタートという機能もあり、この機能を使うことによってWordPressを最短90秒でスタートすることができます。
ミックスホストは「アクセス処理速度」、「表示スピード」、「アフィリエイター&ブロガー」の3つで満足度1位を獲得しています。
ですので、非常に満足度の高いサーバーと言えるでしょう。
4.heteml(ヘテムル)
heteml(以下ヘテムル)はプランが少なく、迷わずに利用出来るレンタルサーバーです。
サーバーは国内最大級の大容量で高速なバックボーンに接続されており、通信面でも非常に高速なことが伺えます。
ヘテムルはプランが2つしかないため、ほとんどプランに迷うことはありません。
また、ヘテムルには「設定おまかせサポート」というサポートもあります。
こちらのサービスを利用すると有料にはなりますがWordPressのインストールや移転作業など様々なサポートを専門の方が行ってくれます。
heteml独自開発の高速モジュール版PHPが搭載されており、プログラムの処理を高速で行うことができるます。
ですので、WordPressなどのサイトの高速化も可能になっているとのことです。
番外編 オールNVMeのサーバー
実はオールSSDの上にオールNVMeというものがあります。
簡単に説明するとNVMeとはSSDの上位互換のようなもので、読み込み速度がSSDの最大14倍の性能が出るストレージです。
しかし、正直なところSSDでも十分速いです。
NVMeを搭載したサーバーはこちらのページで詳しく紹介しているので気になる方はあわせてご覧ください!
それぞれの比較
最後にそれぞれのスペックの比較を紹介します。
今回は高速なサーバーを選ぶ上で重視する点のみピックアップして紹介します。
優れている点は青、劣っている点は赤で表しています。
サーバー名 | ConoHa WING | ロリポップ | ミックスホスト | ヘテムル |
プラン名 | ベーシック | ハイスピード | スタンダード | ベーシック |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 2,000円 |
月額料金 (※2) |
836円~ | 550円~ | 968円~ | 880円~ |
ストレージ | オールSSD | |||
ストレージ容量 | 300GB | 320GB | 250GB | 200GB |
RAID構成 | 10 | 10 | 10 | 非公開 |
転送量目安 | 27.0TB/月 | 600GB/日 | 18TB/月 | 160GB/日 |
ドメイン | 無制限 | |||
データベース | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 70個 |
Webサーバー | Apache + NGINX | LiteSpeed | LiteSpeed | Apache |
HTTP | HTTP/2 | HTTP/2 | HTTP/3 | HTTP/2 |
PHP | PHP7対応 | |||
(※2 記事作成時点での価格になります。) |
まとめ
今回はオールSSDのサーバーを4つ紹介しました。
まずオールSSDにすることでSEO面でも、ユーザーの満足度でも良いということを紹介しました。
サーバーはこのようなものがありました。
オールSSDのサーバー4選
また、それぞれのサーバー独自の技術が使われているので、それらのシステムを使うとより高速なサイトを運営することができます。
是非それぞれのサーバーを比べて自分にあったサーバーを見つけてみてはいかがでしょうか。